ITエンジニア未経験の志望動機は「ITに興味があります」から書かない方がいい

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ゆり
主婦と在宅ワーク
IT上場企業で管理職を20年経験後、退職してフリーランスへ、現在は在宅ワークで暮らしています。ココナラ累計売上4,362,900円、月間最高売上470,800円、ランサーズ・クラウドワークス・ブログ・noteなど複数のプラットフォームを活用して副業累計900万円を達成しました。未経験から副業や在宅ワークで収入を作る方法、フリーランスの働き方について自信が実践したこと、実体験をもとに発信しています。

「未経験からITエンジニアに転職したい」

求人を見つけて、いざ応募しようと思ったとき。

意外と手が止まるのが、志望動機ではないでしょうか。

「IT業界に興味があるため応募しました」

「将来性のあるIT業界で働きたいです」

「未経験ですが、やる気はあります」

……なんとなく、弱い気がする。

でも、未経験だからITの実績もない。

何を書けばいいの?と悩んでしまいますよね。

結論から言うと、ITエンジニア未経験の志望動機で大切なのは、「ITに興味があります」と伝えることではありません。

大切なのは、なぜITなのか。

そして、今までの経験をITエンジニアとしてどう活かすのか。

この2つをつなげることです。

この記事では、未経験からIT業界へ転職したい人向けに、志望動機の作り方と例文を紹介します。

ITエンジニア未経験の志望動機で見られるポイント

未経験からITエンジニアを目指す場合、当然ですが「ITエンジニアとして5年間働きました」という実績は書けません。

だからといって、アピールできることが何もないわけではありません。

むしろ重要なのは、これまで何をしてきた人なのか。

そして、なぜ今、IT業界へ転職したいのか。

このつながりです。

例えば、営業をしてきた人。

接客をしてきた人。

事務職だった人。

製造業だった人。

それぞれ、今までの仕事で身につけてきたものがあります。

コミュニケーション力。

問題解決力。

スケジュール管理。

顧客対応。

チームで仕事を進める力。

未経験だからといって、社会人経験までゼロになるわけではないんです。

だから志望動機を書くときは、「ITの経験がない」ことばかり考えるのではなく、「今までの経験の何をIT業界へ持っていけるか」を考えてみてください。

IT未経験の志望動機は4つの順番で作る

何を書けばいいか分からないなら、次の4つに分けると作りやすくなります。

① なぜ転職したいのか

まず、今の仕事から転職したい理由です。

ただし、「給料が安い」「上司が嫌い」「残業が多い」だけで終わらせない方がいいです。

例えば、「今後は専門スキルを身につけ、長期的に成長できる仕事をしたい」など、次の仕事で何を実現したいのかまで考えておきましょう。

転職理由はネガティブな本音があったとしても、それを「次に何を求めているか」という前向きな言葉に変換するのがポイントです。

② なぜIT業界なのか

次に、なぜ他の業界ではなくITなのか。

ここが大切です。

よくあるのが、「IT業界は将来性があると思ったから」という理由。

もちろん、きっかけとしては悪くありません。

でも、それだけだと、「じゃあITじゃなくてもいいのでは?」となってしまいます。

だから、もう一段階掘り下げます。

例えば、

  • 業務でITツールを使った経験
  • プログラミングを勉強してみた経験
  • 仕事の効率化に興味を持った経験
  • Webサービスを使って感じたこと

自分がITに興味を持った具体的なきっかけがあると、文章に説得力が出てきます。

「あの瞬間から変わった」という体験が一つあるだけで、読む側の印象はぜんぜん違います。

③ 今までの経験をどう活かすのか

ここが、未経験者だからこそ一番重要なポイントです。

IT経験がないなら、これまでの仕事の経験を使います。

例えば、営業職なら、顧客の要望を聞き、課題を整理して提案してきた経験。

接客業なら、相手の状況を考えながら、分かりやすく説明してきた経験。

事務職なら、正確性やスケジュール管理の徹底。

管理職なら、チームで仕事を進めてきた経験。

こうした経験は、IT業界へ移った瞬間に全部消えるわけではありません。

「未経験なので何もありません」ではなく、「ITは未経験。でも○○の経験があります」と考えてみてください。

この発想の転換が、志望動機を一段階上げてくれます。

④ 入社後どうなりたいのか

最後に、IT業界へ入った後のビジョンです。

「勉強したいです」だけではなく、勉強した結果、何ができるようになりたいのか。

例えば、「まず基礎知識を身につけ、早く業務を一人で進められるようになりたい」「将来的には○○の分野で専門性を高めたい」など。

大きすぎる夢でなくても構いません。

大切なのは、採用された後も学び続ける意思があることが伝わる内容にすること。

「入社したら終わり」ではなく、「入社してからが本番」という姿勢が伝わるだけで、印象はかなり変わります。

ITエンジニア未経験の志望動機【例文3パターン】

では、実際に文章にしてみます。

職種別に3つ用意したので、自分に近いものを参考にしてみてください。

営業職からITエンジニアへ転職する場合

これまで営業職として、お客様の課題をヒアリングし、状況に合わせた提案を行ってきました。

仕事の中でさまざまなITツールを利用するうちに、サービスを使う側だけではなく、仕組みを作る側の仕事に興味を持つようになりました。

現在はITに関する基礎知識を学びながら、エンジニアへの転職を目指しています。

営業で培った「相手の課題を理解し、必要なことを整理する力」を活かしながら、技術面でも成長し、将来的には利用者の課題を解決できるエンジニアになりたいと考えています。

事務職からITエンジニアへ転職する場合

これまで事務職として、データ管理や資料作成などを担当してきました。

日々の業務でシステムやツールを使用する中で、ITによって作業が効率化されることに興味を持ち、より専門的な知識を身につけたいと考えるようになりました。

IT業界は未経験ですが、現在は基礎的な学習を進めています。

事務職で身につけた正確性やスケジュール管理の経験を活かしながら、新しい知識を積極的に吸収し、業務を安心して任せてもらえるエンジニアを目指します。

接客業からITエンジニアへ転職する場合

これまで接客業で、お客様一人ひとりの状況に合わせた対応を行ってきました。

仕事を続ける中で、長期的に専門スキルを身につけられる仕事に挑戦したいと考え、IT業界に興味を持ちました。

現在はITの基礎知識を学びながら、未経験からエンジニアを目指しています。

接客業で培ったコミュニケーション力や、相手の意図をくみ取る力を活かしながら技術力を身につけ、チームやお客様から信頼されるエンジニアへ成長したいと考えています。

IT未経験の志望動機を例文の丸コピペにしない方がいい理由

ここまで例文を紹介しましたが、そのまま使うことはおすすめしません。

なぜなら、あなたがIT業界へ行きたい理由が入っていないからです。

例えば、「専門スキルを身につけたい」だけなら、IT以外にも仕事はあります。

だから、一度、自分自身に聞いてみてください。

なぜITなのか?

そして、もうひとつ。

なぜ今なのか?

この2つを考えると、自分の志望動機が作りやすくなります。

例えば、

  • 仕事で使ったシステムがきっかけだった
  • 副業を探していてプログラミングに興味を持った
  • 業務改善を経験してITに興味を持った
  • 将来的な働き方を考えて専門スキルが欲しくなった

人によって違っていいんです。

その、自分だけの「きっかけ」を例文に足してください。

それだけでも、丸コピペした文章とはまったく違う、あなたにしか書けない志望動機になります。

IT業界への転職理由が思いつかないなら、応募前に考え直してもいい

そして、ここでひとつ大事なことを伝えさせてください。

「なぜITなのか?」を考えても、全然答えが出てこない。

そんな場合です。

それなら、無理に志望動機を作る前に、一度、本当にIT業界へ行きたいのかを考えてみてもいいと思います。

「IT業界へ転職すること」自体が、目的になってしまっていませんか?

例えば、本当の目的が、「在宅で働きたい」なのかもしれません。

「収入を上げたい」なのかもしれません。

「今の会社を辞めたい」なのかもしれません。

そうなると、IT転職以外にも、方法がある可能性があります。

一方で、考えてみても「やっぱりITの仕事に挑戦したい」と思うなら、次は、自分がIT業界のどの仕事を目指すのかを決めていきましょう。

IT未経験で転職するなら、志望動機より先に「どこを目指すか」を決める

ここまで志望動機について書いてきました。

でも実は、志望動機より先に決めたいことがあります。

それが、「IT業界で何をするのか」です。

IT業界といっても、仕事はひとつではありません。

プログラマー、システムエンジニア、インフラエンジニア、ITサポート……

目指す仕事が変われば、必要なスキルも、志望動機の内容も変わります。

だから、まだ「とりあえずIT業界」くらいしか決まっていないなら、求人へ応募する前に一度立ち止まってみてください。

未経験からIT転職を考えるときに、求人へ応募する前に確認してほしいことをこちらの記事にまとめています。

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自分の経歴から何を目指せるか分からない人へ

そして、ここまで調べても、「結局、私の場合は何を目指せばいいの?」となる人もいると思います。

未経験なら、分からなくて当然です。

ネットには「未経験からIT転職できます」という情報はたくさんあります。

でも、知りたいのは、「私の場合は?」ですよね。

年齢、これまでの仕事、持っているスキル、希望する働き方。それぞれ違います。

だから、自分だけで判断できない場合は、未経験者向けの転職支援などで、自分の経歴からどんなIT職種を目指せそうなのか聞いてみる方法もあります。

いきなり転職する必要はありません。いきなり高額なスクールへ申し込む必要もありません。

まず、「自分の場合、どんな選択肢がありますか?」と聞いてみる。

そこから、本当にIT転職するか決めても遅くありません。

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まとめ|IT未経験の志望動機で大切な4つのこと

IT未経験の志望動機で大切なのは、綺麗な文章を書くことではありません。

なぜITなのか。

これまで何をしてきたのか。

その経験をどう活かすのか。

これから何をしたいのか。

この4つを、自分の言葉でつなげること。

例文は、そのための「型」として使ってください。

あなた自身の経験をひとつ加えるだけでも、志望動機は、あなたにしか書けない文章になります。

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