我が家は、東北の寒冷地にある、築20年くらいの古い木造住宅です。
寝室にはエアコンが無いので、冬はセラミックヒーターで過ごしていたのですが…
真冬になると、めちゃくちゃ寒い。
11月くらいまでは、セラミックヒーターでなんとかしのいでましたが、1.2月は寒すぎて無理でした。
子供が産まれてから、夜中の授乳などで布団から出ることも多くて、もう耐えられない!!
…というわけで。
『どうにかエアコン以外で、部屋をほっかほかに暖められる暖房器具はないか?』本気になって調べました。
そんな私の悩みを解決してくれたのが、デロンギのオイルヒーターです。
【結論】古い木造住宅の6畳の寝室でデロンギのオイルヒーターを使ったら、室温20℃まで暖まりました。
▼実際の写真
はい。
『De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG』という機種を購入して、実際に使ってみたのですが、デロンギのオイルヒーターは思ったよりも、ちゃんと部屋を暖かくしてくれました。
『エアコンを使わずに部屋をほっかほかに暖めることは無理なのか…』と落胆していた私には、まさに救世主となる家電でした!!
デロンギ、ありがとう。。
でも、デロンギのオイルヒーターで検索すると『デロンギのオイルヒーターは暖かくない』という、ネガティブな情報も出てくるんですよね…
これは何故なのか?
実際に使ってみたら、その理由が分かりました。
この記事では『デロンギのオイルヒーターが暖かく感じない』という意見が、何故あるのか?
その理由と、『デロンギのオイルヒーターが暖かく感じない』ときの対処法について、分かり易く解説したいと思います。
デロンギのオイルヒーターは、ちゃんと暖かくなるの?
この記事は、こんなお悩みに答えます。
- デロンギのオイルヒーターを使ってみて感じたメリット
- デロンギのオイルヒーターを使ってみて感じたデメリット
- 【経験談】デロンギのオイルヒーターが暖かくない理由
- 【経験談】デロンギのオイルヒーターの賢い使い方
デロンギのオイルヒーターとは?
デロンギのオイルヒーター(Oil Heater)は、電気のみで動く暖房器具です。
その名前の通り、器具の内部にオイルが入っています。
電気で暖められたオイルが器具の中を循環して放熱し、この放熱により、部屋全体がゆっくりと暖まります。
オイルヒーターの仕組み
引用(画像):デロンギ公式サイトより
オイルヒーターの仕組みは、電気の力でオイルを加熱し、その放熱で空気を暖めるというものです。
熱伝導性のよい難燃性のオイルが内部に密封されているのですが、このオイルは熱を保ちやすく、一度暖まれば冷めにくいという特徴をもってます。
そのオイルが放熱することにより、部屋全体がゆっくりと暖まるんですね。
オイルヒーターは電源を切った後も、しばらく熱を放出し続けるので、電源を切っても冷めにくいと言われています。
デロンギのオイルヒーターを使ってみて感じたメリット
オイルヒーターは、エアコンやファンヒーターにはない、素晴らしい特徴がたくさんあります。
- 風が出ない
- 音が出ない
- 空気を汚さない
また、石油ストーブのように、火事を心配する必要がありません。
更に、デロンギ(DeLonghi)のオイルヒーターは、その優れた性能で、断トツの人気を誇っています。
- 乾燥しにくい
- 暖房性能が高い
- 温度調整が細かくできる
- ecoモード搭載で電気代が抑えられる
- タイマー機能あり
- 安全装置あり
どのメーカーが良いか、慎重に調べてみて、オイルヒータのメーカで一番優れていると感じた、デロンギのオイルヒーターを購入することにしました。
De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG
私が購入したモデルは『De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG』というモデルです。
▼お部屋に設置した様子です
De’Longhi (デロンギ)にした理由は…
他のメーカーよりも圧倒的に乾燥しにくく、空気がきれいなままで、お部屋を暖められるというところ。
子供が小さかったのですが、月2ペースで風邪を引くと咳が酷くなり、乾燥がとても気になっていたんです。
乾燥しにくい暖房器具なんて、オイルヒーター以外には、そうそう無いんですよね。
しかし気になったのは『デロンギのオイルヒーターは本当に暖まるの?』ということ。
その答えは、使ってみたらすぐに分かりました。
というわけで。
『De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG』を実際に使ってみた感想をまとめます。
デロンギオイルヒーターのメリット含めて、詳しく見ていきましょう。
音がほとんどない
オイルヒーターには、ファンやコンプレッサーがないため、稼働しているときの音がほとんどありません。
稼働し始めのときにこそ『パチパチ』という、内部のオイルが温まる音がすることがありましたが、それ以外はほぼ無音状態でした。
我が家は、長女が生まれたときに購入したのですが、昼・夜関係なく、静かに使えましたよ。
De’Longhi (デロンギ)独自の安全プラグ
オイルヒーターは、一般的に安全な暖房装置と言われています。
更に、De’Longhi (デロンギ)はコンセント部分に、独自の「安全プラグ」というものを取り入れています。
「安全プラグ」には、コンセントの接触不良やトラッキング事故を未然に防ぐために「復帰形温度過昇防止装置」が内蔵されています。
この装置は、壁のコンセントの老朽化やガタツキによるプラグ部の発熱・発火事故を未然に防ぐために、電源プラグスイッチ周辺が異常過熱(約 80℃以上)したときに、製品の電源を自動で切ります。
異常過熱が検知された場合、ヒーターの電源を自動的に切ることで、火災や感電などの事故を未然に防止する役割を担っています。
コンセントに電源プラグを差し込んだままにすると、電源プラグの刃と刃の間の樹脂部分が炭化していき、「トラッキング現象」が起こる可能性があります。
「トラッキング現象」が長期間続くと、発火の原因となります。
De’Longhi (デロンギ)のオイルヒーターであれば、「安全プラグ」があるおかげで、これらの心配を軽減することが出来るんです。
また、オイルヒーターのオイル自体は燃焼しないため、火災や一酸化炭素中毒の心配はいりません。
※誤った使用をしてしまうと火災の原因となる可能性もゼロではありませんので、取り扱い・注意事項をしっかり確認し、正しく使用する必要があります。
ちゃんと部屋が暖まった
『De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG』でどのくらい室温が上昇するのか?
1時間以上稼働させたあとに、温度計を設置してみました。
『実際にどのくらい室温が上昇するのか』参考になればと思います。
▼暖まる前の温度計
12月の半ばの、夜7時前です。
何も暖房器具を使わないときは、温度計は12℃を示してました。
※他のお部屋から温度計を持ってきたので、時間は気にしないでください…
温度計を持ってきた時点で、デロンギオイルヒーター RHJ35M0812-DGを1時間以上稼働させていたので、お部屋は暖まった状態です。
ある程度、温度計が上昇した状態でパシャリ。
このあと、30分近くで20℃くらいになりました。
▼暖まった後の温度計
写真を撮り忘れて、翌朝の6時過ぎにパシャリ。
室温が20℃もあれば、真冬でも全然寒くありません!
冬の室内の温度は、一般的には「18~22℃」が快適と言われているようです。
もちろん、寒い・暑いなど個人差はありますが、外気温との差を考えても18~22℃くらいが「ちょうどいい」と感じる人は多いようですよ。
実際に、12月でも、快適に寝室で過ごせています。
陽だまりのような暖かさ
オイルヒーターは、オイルの放熱で暖める仕組みのため、空間を均一に暖めるというのが特徴です。
また、暖めるときに風が発生しないので、温度ムラが少なく、唯一無二の心地よさです。
例えるならば…
暖かい空気の塊が、部屋全体に広がっていくイメージで、暖かさにムラがありません。
じんわりと身体の芯から暖めるような優しい暖かさで、本当に陽だまりに居るような感じです。
この感じ、私はめちゃくちゃ好きです。
それまで使っていたセラミックヒーターとは、暖かさは格段に違いました。
オイルヒーターの暖かさは独特で、一度味わうと癖になる感じです。
空気が汚れにくい
オイルヒーターは、空気や風を利用して、部屋の温度を上げる暖房器具ではありません。
器内にあるオイルを加熱して、その加熱したオイルを熱源とする暖房装置なので、空間を暖めるときに風を発生させずに空気も汚れにくいというメリットがあります。
乾燥しにくい
オイルヒーターは風を発生させないので、エアコンやファンヒーターと比較すると、空気を乾燥させにくいと言われています。
しかし、エアコンと同じく水分を発生しないため、室温が上がると乾燥していきます。
感染症対策としては、相対湿度を40%以上に保つことが推奨されています。
De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターは、他のオイルヒーターと比較して、湿度を保ったまま部屋全体を温めることができるという特徴もあります。
私が、オイルヒーターに一番求めることはこれでした。
よく子供が風邪引くので、乾燥が心配でオイルヒーターにしましたが、一晩オイルヒーターを使っても、乾燥が進むということはありませんでした。
▼一晩明けた朝の湿度計
オイルヒーターが稼働していないときは、湿度は40~41%あたりをウロウロしているのですが、一晩明けた湿度は42%であまり変わらず。
乾燥しにくいというのは、湿度計の数字でも効果が表れてました。
やけどの心配がいらない
オイルヒーターの外面は、熱を放射するためのフィンやラジエーターがあり、これらの表面は温かさを感じさせますが、火傷を考えるほどの高温ではありません。
セラミックヒーターやファンヒータには、子供が触れることを防ぐため、カードを付けてましたが、オイルヒーターであれば、カードを付けずに使用できます。
子供がオイルヒーター本体に触れてしまったことがありますが、暖かさにびっくりはしつつも、やけどの心配はありませんでした。
デロンギのオイルヒーターを使ってみて感じたデメリット
メリットがたくさんあるオイルヒーターですが、もちろん良いところだけではありません。
『De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG』を実際に使ってみて感じた、デメリットについても、詳しくまとめたいと思います。
お部屋が暖まるまでの時間が長い
オイルヒーターは、お部屋が暖まるまでに時間がかかります。
『De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG』を使っても、だいたい1時間くらい経過しないと、お部屋は暖まりません。
時間をかければしっかり暖めてくれますが、早く部屋を暖めたいという方には、物足りたく感じると思います。
電気代が割高である
オイルヒーターの具体的な電気代は、以下によって変動します。
- ヒーターのワット数
- 運転時間
- 電力料金
- お住まいの地域の気候条件
オイルヒーターは、消費電力の上限が1,500Wと高めの機種も多く、ゆっくりとお部屋を暖めるので、どうしても電気代が高くなってしまう傾向があります。
De’Longhi (デロンギ)公式に、お部屋の畳数と設定温度を入力すると、電気代が分かるシミュレーションがありますので、こちらを使うとイメージしやすいです。
我が家は、1時間あたりの電気代は10.7円でした!
デロンギ公式の電気代シミュレーション本体価格が高めである
デロンギのオイルヒーターの価格帯は、他社のオイルヒーターと比べるとやや高めでした。
ただし、デロンギのオイルヒーターは、他社製品と比べて、湿度を保ったまま部屋全体を温めることができるという特徴があります。
また、やけどしにくい安全設計やタイマー機能など、使い勝手の良さも抜群です。
以上のような特徴を考慮すると、価格帯がやや高めであっても、デロンギのオイルヒーターは、その性能や機能性を考慮すると、コストパフォーマンスが高いと言えます。
気密性が低い住宅だと暖まりにくいことも
オイルヒーターの効果は、オイルヒーターを使用する、建物の気密性の高さによって大分異なると言われています。
〇気密性の高い建物
暖められた空気が外部に漏れにくいため、オイルヒーターで暖まりやすい
×気密性の低い建物
暖められた空気が外部に漏れやすく、オイルヒーターで暖まりにくい
このようなことが言われておりますが…
我が家は、築20年くらいの古い木造住宅で、6畳の寝室でオイルヒータを使用しましたが、十分に暖まりました。
気密性が低い住宅だと暖まらないこともあるのは事実ですが、オイルヒーターの適正畳数を守っていれば、快適に使えるのかなと思います。
我が家が、めちゃくちゃ古くてこの結果なので…
※お約束はできません。
デロンギのオイルヒーターが暖かくない理由
ここまでを見てきて、感の良い方はだいたい気付いていると思いますが…
なぜ『デロンギオイルヒーターが暖かくない』という、ネガティブな声がうまれるのか?
実際に使ってみて、以下のことが考えられるかなと思いました。
オイルヒーターの特性を理解していない
オイルヒーターのデメリットでご説明した通り、オイルヒーターは早くお部屋を暖めたい場合は、めちゃくちゃ力不足です。
どうやっても、暖かいなと感じる温度になるまで、1時間はかかります。
したがって…
×暖まる時間を待てない場合
×すぐに暖かくなることを望むひと
このようなひとは『オイルヒーター全然ダメじゃん』となるのは、目に見えていますね。
こればっかりは、そのひとの考え方や使い方にもよるので、オイルヒーターを購入するのであれば、デメリットも許せるのか?考えた方が良いと思います。
デロンギオイルヒーターの設置場所が悪い
オイルヒーターの暖かさは、設置場所でも大きく影響されます。
例えば、ヒーターが直接風を受ける場所や、断熱性の低い窓際などに設置されていると、効率的に暖まらないことが多いです。
また、部屋が広すぎると、ヒーターの熱が部屋全体に行き渡らず、十分に暖まらないと感じることもあります。
オイルヒーターは広い場所には不向きなので、使用畳数は絶対に守るようにしましょう。
デロンギのオイルヒーターの賢い使い方
これまでのオイルヒーターの特徴を理解したところで、デロンギのオイルヒーターの賢い使い方をご紹介したいと思います。
こういった方法ではない使い方をすると、前項の『オイルヒーター暖かくない…』ということにもなりかねません。
オイルヒーターを暖かく使うには、以下のポイントをおさえましょう。
暖めたい1時間前に電源を入れる
オイルヒーターの最大の弱点である『部屋が暖まるまでに時間がかかる』こと。
しかしこれは、電源を入れる時間と暖めたい時間を考慮すれば、十分にカバーが出来ます。
我が家は、暖めたい時間の1時間くらい前に、オイルヒーターの電源を入れることで、部屋が暖まらない!というストレスなく、快適にオイルヒーターを使えています。
なかには、電源入・切のタイマー付きのモデルもあります。
前もって電源を入れておいたり、電源ONのタイマーをセットしておけば、お部屋が暖まるまでに時間がかかることは、そこまで大きな問題ではありません。
お部屋の入口に置く
オイルヒーターは、一度暖まると冷めにくい空気の塊をうみ、それが部屋全体に広がるイメージです。
その『一度暖まると冷めにくい空気の塊』は、どこで発生させるべきか?
これって、結構重要です。
答えは、お部屋なかで一番冷える、窓ぎわや部屋の出入り口です。
おすすめは、部屋の出入り口です。
我が家は、オイルヒーターの『一度暖まると冷めにくい空気の塊』で冷気をシャットアウトするように、部屋の出入り口にオイルヒーターを設置してます。
こんな感じで…
『De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG』を実際に使ってみたら…
『De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG』は、想像以上に最高でした。
【経験談】デロンギのオイルヒーターを設置した様子
『De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG』を使用している様子を、何枚か写真付きでご紹介しますね。
▼お部屋に置いてみました
『De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG』は、本体がスリムなので、出入り口に置いても邪魔になりませんでした。
▼コード収納のようす
本体下部にコードホルダーもあるので、余分なコードはここで巻き取れるので便利でした。
コードが頑丈で結構固いので、そのままだと少し浮くんですよね…
DAISOのコードカバー?を写真のように使うと、コードが床にペタっとなるので、見た目も良くなりました。
小さい子供が居るのですが、子供でも足をひっっけることもなくなり、良かったです。
▼夜になるとこんな感じ
パネル含めて、見た目は高級感あって、美しい佇まいです。
その性能の良さも相まって、使うにつれて愛着が沸いてきました。笑
これは11月の夜なのですが、11月くらいであれば、24℃設定とかでも十分暖かいです。
真冬になると、26~28℃あたりで、ちょうど良い感じになりますよ。
▼製品情報です
今回レビューしたのは、『De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG』という製品です。
私が購入しようとしたタイミングでは、デロンギヒーターのなかで断トツに評価が良かったモデルでした。
デロンギオイルヒーターは、そこそこのお値段がするので、どうせなら長持ちするように最新モデルを買いたいなと。
他のデロンギは試していないので分かりませんが、『De’Longhi (デロンギ)オイルヒーターアミカルドRHJ35M0812-DG』は…
- 暖かい空気の塊に包まれる
- 陽だまりのような暖かさ
- 一回体験したらやみつき
- 乾燥しない
- 風が出ない
個人的には、エアコンよりも好きになりました。
デロンギ、暖かい空間をありがとう。
ロゴ・看板・グッズ・名刺デザイン
承ります。
宮城県でロゴデザイナーとして活動をしております。
ナチュラルで親しみやすく、心に残るデザインをお届けいたします。
\ Mothers – Designの制作実績 /
育児ランキング
コメント