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『おばけのてんぷら』ってどういう絵本なの?
どのくらいの年齢から楽しめるの?
この記事は、こんなお悩みに答えます。
- 『おばけのてんぷら』のあらすじ
- 『おばけのてんぷら』の対象年齢
- 『おばけのてんぷら』を3歳の娘と読んでみた感想


作品紹介


あらすじ
食べることが大好きなうさこは、山へ草摘みに行きます。食べ物のことばかり考えていると、木陰ではお弁当を食べているこねこくんと出会います。
こねこくんの、お弁当のおかずを覗き込んでみると、美味しそうな天ぷらでした。
こねこくんからお芋の天ぷらを貰い味見させてもらうと、驚くほど美味しくて。こねこくんに作り方を教えてもらうことにしました。
天ぷらの材料を買いに行き、材料を買い揃えると天ぷらを作り始めます。
美味しい天ぷらが揚がってうさこが食べ始めると、美味しそうな天ぷらの匂いに誘われて山のおばけがやってきます。
おばけは、うさこに気付かれないように、隠れて天ぷらをつまみ食いするのですが、油でうっかり滑って、天ぷら衣の中に落ちてしまいます。
うさこは、そんなおばけに気づかず、天ぷら衣まみれのおばけを油の中に投入してしまい…
著者について
『おばけのてんぷら』の著者は、せな けいこさんです。
どんなひと?
せな けいこ(瀬名恵子、本名:黒田 恵子、1932年12月3日 – )
人物・略歴
37歳の絵本デビュー作『いやだいやだの絵本』(全4冊、1969)で、1970年(昭和50年)にサンケイ児童出版文化賞受賞。
2017年(平成29年)に『ねないこはわたし』で、第5回ブクログ大賞のフリー投票部門大賞を受賞。
『いやだいやだの絵本』『あーん あーんの絵本』『おおきくなりたい』『ばけものつかい』『おばけのてんぷら』などのロングセラー作品がある。活動分野は、絵本ばかりではなく紙芝居、装丁、挿絵など広範囲におよぶ。
日本児童出版美術家連盟会員。
参照元:ウィキペディア
最終更新 2023年10月4日 (水) 06:20 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)
代表作
『おばけのてんぷら』の著者である、せな けいこさんの代表作はこちら。


ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)


いやだいやだ (いやだいやだの絵本)
せな けいこさんにしかない、貼り絵の技法を使った個性的な画風と「おばけ」たちの物語は、日本全国・幅広い世代から愛されています。
対象年齢について
絵本の対象年齢は、その内容や表現の複雑さ、文章量、テーマ、挿絵のレベルなどによって設定されています。
『おばけのてんぷら』の対象年齢は、3歳から。
『おばけのてんぷら』を楽しめる年齢は、3~5歳とされています。
この設定通り、物語もしっかり理解できるのは3歳くらいからだと思いますが、挿絵を使って子供とコミュニケーションを楽しむとかであれば、2歳くらいからでも十分に楽します。
早めに買った方が、絵本寿命も長くなりますし、ページ毎に単語での読み聞かせでも、十分に面白い絵本です。
こんな人におすすめ
実際に『おばけのてんぷら』を、子供と読んでみて。
『おばけのてんぷら』は、こんなひとにおすすめの絵本です。
笑って楽しめる絵本を探している
『おばけのてんぷら』は、ユーモアや面白さがあふれたストーリーです。
子供と笑って楽しめる絵本を探しているという方には、ぴったりの絵本になってます。
想像力を豊かにしたい
うさことおばけのやりとりで、次はどういう展開になるの!?と、ワクワクする場面がたくさんあります。
絵本を読みながら『このあとはどうなると思う?』と、子供と一緒に考えながら読むと、面白さが倍増しますよ。
新しい経験をさせてあげたい
我が家は、てんぷらというものがまだ分からないときに読みました。
『おばけのてんぷら』は、単純に絵本を楽しむだけではなく『てんぷら』ってどういうもの?や、『てんぷら』の作り方にも興味を示すなど、子供の興味が広がったきっかけになった1冊でした。
一緒に天ぷらを作るという、新たな経験もできました。
料理の工程を知ってから読むと、より一層楽しめますよ。
実際に子供と読んでみて
『おばけのてんぷら』を、当時3歳の娘と読んでみた感想です。
ストーリーの感想
おっとりさんのうさこと、おっちょこちょいなおばけのお話です。
おばけが天ぷら衣のなかに落ちてしまったり、めがねの天ぷらを作ってしまうシーンがあり、『えっ、そんな展開ある!?』というくらい、ひょうきんで楽しい物語になってました。
優しくほんわかしているというよりは、ドキドキハラハラする展開の先に、心がホッと温まる、ジェットコースターのようなストーリー性がある1冊になってます。
てんぷらを作るさまが細かく描かれているので、思わず親もてんぷらが食べたくなりますよ。
挿絵の感想
『おばけのてんぷら』の挿絵は色彩がハッキリしていて、綺麗な色合いでパッと目を引く絵をしています。
そしてキャラクターの表情が生き生きしていて、見ていてとても面白いんです。
調べると、切り絵の手法を取り入れているのだとか。他にはない個性的な見た目なので、子供ウケもばっちりでした。
読み聞かせの所要時間
いつも、だいたい5分くらいで読んでいます。
読み聞かせのなかで子供と会話することも多いので、ゆっくり読んでいると10分くらいは簡単に過ぎちゃいますね。
子供の反応
お年頃なのか、おばけに興味が出始めた頃に、買いました。
おばけという表現に、はじめはドキドキしてましたが、絵本を読み始めるとおっちょこちょいなおばけに大爆笑!
おばけのキャラクターに魅了されて、すっかりおばけが好きになったようでした。
3歳になったばかりの頃に読んだのですが『てんぷら』に興味が湧いたようで、『てんぷら』を作りたい!と言うように。
その日の夕食は、一緒にてんぷらを作って食べました。
ストーリーはもちろんのこと、料理などにも興味が湧く、子供の視野が広がる・気付きのある絵本でした。
感情が揺さぶられた
おばけがてんぷら衣のなかに落ちてしまったり、めがねの天ぷらを作ってしまったシーンでは、『面白いおばけだね!』と、その都度子供が大笑いをしていました。
それまで、ほんわか・優しい絵本ばかり選んで読んでいたのですが、子供が声を出して大笑いしたのは、この絵本が初めてでした。
寝る前の穏やかな絵本も良いですが、このように感情が揺さぶられて元気になる絵本もなかなか良いなと思いました。
親子で笑顔になる、楽しい1冊になってました。
子供との会話が弾んだ
『おばけのてんぷら』を読み終わったあとは、いつもてんぷらの話題になります。
『ママはなんのてんぷらが好きなの?』
『〇〇のてんぷらって美味しいのかな?』
『〇〇はてんぷらにできる?』など、子供との会話も弾んで楽しいです。
ミスサイズもおすすめ
『おばけのてんぷら』は、小さな絵本シリーズも出ています。
(小型)おばけのてんぷら (めがねうさぎの小さな絵本)サイズ 135mm x 115mm
ようちえん絵本大賞・11~20位(2011)
『おばけのてんぷら』の絵本がそのまま、ポケットサイズのかわいいミニ絵本になっています。
手のひらサイズなので、何冊あってもかさばらず、おでかけにもちょうど良いサイズです。
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